韓国メディアの報道によると、同国の国家記録院は３０日、旧日本軍の慰安婦に関する３０００点余りの資料を「国家指定記録物」に指定し、永久に保存することを明らかにした。中国新聞網が３０日伝えた。
指定対象は元慰安婦の女性たちが共同生活する「ナヌムの家」（京畿道）が集めた慰安婦に関連する記録３０６０点。証言や心理テストの資料、記者会見や集会などの映像、女性たちが描いた絵や遺品などが含まれる。国家記録院はこれらの資料の歴史的、学術的価値が非常に大きいと判断。永久保存し、外交部やその他の機関が利用できるようにする。元慰安婦女性は高齢になっており、存命の人は５６人のみとなった。
「国家指定記録物」には民間の資料のうち国として永久保存する価値があると認定されたものが指定され、国が保存、復元、整理やデータベース構築を支援する。指定の第１号は法学者、兪鎮午氏による「制憲憲法」の草稿。慰安婦関連資料を含め、指定は１１件となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131230-00000023-xinhua-cn
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